目次
ロータリアンはフツウの人 ロータリーの誕生と経緯
日本のロータリーの誕生 綱 領
四つのテスト ロータリークラブでの親睦と奉仕
ロータリーと新世代の育成  
ロータリアンはフツウの人
 子供の頃、街角で出会った素敵な紳士。胸には歯車のバッチをつけて颯爽と歩く。「あー!ロータリーの人だ。あの方は立派な方にちがいない。お仕事も立派、社会的な貢献もされ地位のある慈愛の心豊かな方だ。それにお金持ちかもしれない。ロータリーの人は特別な階級の人にきまっているさ。」などと考えていました。はたしてそうなのでしょうか。確かにその様な方々も沢山居られますが、総体的にはごくフツーの人達で、特権階級の集まりではありません。
ロータリアンの資格
 ロータリークラブの会員には、会社の経営者、支店長さん、お医者さん、弁護士さん、お坊さんなど社会の第一線で活躍されているあらゆる職業の方で、倫理活動に興味をお持ちの方ならどなたにも入会資格があります。
ただし、その地域にあける職業や団体を代表して会員になり、理想とする奉仕の道をひろめていただきます。
 肩書きや地位には全く関係なく、さびしがり屋で友達が欲しい人、ご自分の職業を愛し努力している方、社会の人々のために、ささやかでも何か役に立ちたいと言う心をお持ちの方、知性と友愛の精神を尊重し実施しようと努力される人であれば、会員として最も適任者といえましょう。
ロータリアンライフ
 そもそもロータリークラブは孤独な人達の「友情と親睦の渇望」から生まれました。その後、親睦を通じて生まれたエネルギーをもって「他人に対する思いやりの心」を奉仕の規範とし、「他人のために尽くそう」と努力している団体なのです。
 ロータリアンは自己の日常の家庭生活においても、職業生活や社会生活においても、また、国際的な問題に直面した場合にも、自分の心に質して行動しています。
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ロータリーの誕生と経緯
 今から96年前、1905年当時のアメリカは経済恐慌で人心はすさみ、 犯罪は巷にみちているというありさまでした。
 これを憂えたシカゴの一青年弁護士 ポール・P・ハリスは、よい社会をつくるためには、 人の和を図り、世の中に奉仕する気持を多くの人が持つようになることが大切だと考え、 ポール・ハリス自身それ以前数年間、想を練り、まず石炭商シルベスター・シール、 鉱山技師ガスターバス・ローア、洋服商ハイラム・ショーレーの3人の友人と語らい、 2月23日、この理想をひろく人々に呼びかけるための第1回の会合を持つに至りました。
 はじめ数カ月は非公式にブースター・クラブ(ブースターとは向上させるの意) と呼んでいましたが、さらに印刷業界のハリー・ラッグルズをはじめ、他の友人が 加わってロータリー・クラブの誕生となりました。ロータリーとは、集会を順番に、 会員が各自の事務所で持ち廻ってひらくことから名付けられました。
 この理想は着々と実現され、1908年に2番目のクラブがサンフランシスコにつくられ、 1910年には国内クラブ数16を数えるまでになり、さらに国境を越えてカナダ、 英国へと国際的ひろがりをもって発展し,ここにロータリー国際連合会ができ、 1922年には国際ロータリーと呼ばれることになったのです。
 こうしてこのささやかな理想の芽生えは、現在160の国家にひろめられ、地区数528 (1998年7月1日現在)クラブ数29,367、会員総数は1,188,816人(1998年12月31日RI公式発表) に達しています。 これらクラブをメンバーとして国際ロータリーが構成されています。
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日本のロータリーの誕生
 日本のロータリー・クラブは, 1920年(大正9年)10月、その頃の三井銀行重役米山梅吉氏が、国際ロータリーから委任されて、 東京に設立したのがはじまりで、世界で855番目のクラブでありました。つづいて1922年大阪、 次に神戸、名古屋、京都、横浜に、また当時日本の統治下にあった朝鮮、台湾、さらに満州国 にも設立され、昭和15年には48クラブ、2,000名の会員を数えるまでになりました。
  ところが太平洋戦争直前の昭和15年は国際団体に対する圧迫がロータリーにも及び、遂に日本の ロータリーは国際ロータリーから一時脱退しなければならなくなりましたが、戦時下にあっても その精神と組職は失われず、例会はつづけられ、戦後の平和回復とともに、国際復帰をめざす努力が 実って、1949年(昭和24年)3月、東京、大阪をはじめ7クラブが国際ロータリー復帰を認められ ました。
 以来めざましい進展をつづけ、現在では北は稚内、南は沖縄、サイパン、グアム、ミクロネシア、 マリアナまで、クラブ数2,200を超え会員数も113,000人におよび、現在なお、日本のすべての都市、 すべての町にクラブができるよう努力がつづけられています。
会員は地域内の理想にもえる堅実な実業家、専門職業人の中から定款により、一業種一人を選び週1 回のクラブ例会出席によって、各種職域人の交友を通じて地域社会へのより多くの奉仕の機会を 得ようとはかっております。
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綱領
 ロータリーの綱領は、有益な事業の基礎として奉仕の理想を鼓吹し、これを育成し、特に次の各項を鼓吹育成することにある。
 
1. 奉仕の機会として知り合いを広めること。
2. 事業および専門職務の道徳的水準を高めること;あらゆる有用な業務は尊重されるべきであるという認識を深めること;そしてロータリアン各自が、業務を通じて社会に奉仕するために、その業務を品位あらしめること。
3. ロータリアンすべてが、その個人生活、事業生活および社会生活に常に奉仕の理想を適用すること。
4. 奉仕の理想に結ばれた、事業と専門職務に携わる人の世界的親交によって、国際間の理解と親善と平和を推進すること。
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四つのテスト

1.真実かどうか?

2.みんなに公平か?

3.好意と友情を深めるか?

4.みんなのためになるかどうか?


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ロータリークラブでの親睦と奉仕
始めに「親睦」ありき
 ロータリークラブは多くの友人を作り、会員相互の親睦を第一線とした団体です。「異業種交流の場」でもあります。心を許せる友との語り合い、学びあい、信頼を深め、職業に有益な情報を交換することが出来ます。
 しかも、「同じクラブ内には同業者がいない」というユニークな一業種一会員制が、昨今、多少ゆるやかにはなっていますが原則として守られています。会員同士が商売上の直接の利害関係に係わりなく、自由闊達に意見を交わすことが出来るようにとの主旨から生まれた制度です。
「奉仕」のめばえ
 善意あふれる会員相互の親睦と信頼は高揚し、親睦活動を通して生まれたエネルギーは世のため、人のために奉仕する心を芽生えさせ、奉仕の心の実践へと広がります。
 ロータリークラブでは数多くの奉仕活動を経験しておりますが、単なる寄付団体ではありません。
「交差点を渡ろうとするご老人だいたら、杖や物を用意するより、そっとそばに寄って静かに手を差しのべ、共に体温を分かちあえるよう、一緒に交差点を渡ってあげる」こんな思いやりの心が本質です。
私は捧持する 職場で、社会で、世界で
 ロータリクラブの奉仕活動は原則として会員一人一人を単位とし、自らの意志で参加していくことが基本となっています。また、一方では、クラブ単位、あるいは多くのロータリークラブが協同で行う奉仕活動も盛んに行われています。
 ロータリアンの奉仕活動は各人の職業・家庭生活・社会生活を通じて実践されます。
すなわち、職業上では社員や関係先に満足が与えられないようにと心を配ります。また、地域社会では弱者への手助け、国際社会では飢餓の救済や疫病の撲滅、奨学生の交換や派遣など具体的な成果は数多くみられます。
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ロータリーと新世代の育成
ポリオ撲滅プログラム:1985年からWHOやユニセフと協力してポリオ・プラス・プログラムを実施し、2000年までにポリオ発症者をゼロにし、ロータリー創立100周年の2005年にポリオ撲滅宣言を出すべく全力を傾注しています。

ロータリー奨学制度:海外留学生を対象とした世界規模の「ロータリー財団」、来日留学生を対象とした日本独自の「米山記念奨学会」は民間としては最大規模の奨学制度です。卒業生には国家元首、首長、各界の著名人や実業家を数多く輩出しています。日本人では元国連の緒方貞子難民高等弁務官もそのお一人です。
これらの基金は会員一人一人の善意の浄財により運営されてきました。50年以上の長い期間を経て確立されたすばらしい実績です。

国際問題研究ロータリー・センター:世界平和を維持し、紛争解決への一翼をになう将来のリーダーを養成するために、世界中から70人をロータリーが提携した評価の高い8大学、大学院へ派遣。

国際青少年交換:海外諸国のロータリークラブとの間で高校生の1年間の派遣・受け入れをしています。(当地区では米、加、豪、ロシア、韓国、ブラジル、台湾、ニュージーランドと交換)

インターアクト・クラブ:14才~18才の青少年に世界的有効精神を基軸とした奉仕と、国際理解に貢献する活動の機会を提供するために、地区や学校単位で結成し、活動している若者を支援育成しています。当地区には現在11のクラブがあります。

ローターアクト・クラブ:18歳から30歳の青年男女が自分の能力を高め、地域社会のニーズに取り組み、親睦と奉仕活動を通じて全世界の人々と、より良い信頼関係を深めるための機会を提供する。地域または大学単位で結成し、当地区には現在7つのクラブがあります。

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